(対象製品:KAI-0160 / KAI-0160H / KAI-0260Y)
KAIシリーズは、日特独自開発の専用制御によりNCコントロールで、小型モーターのインナー巻線とカラゲを行う巻線機です。日特オリジナルコントローラー、及び最新のサーボモーターを搭載しているので、コンパクトでシンプルな機構に加え、NC4軸により仕様替えに対するフレキシブルな対応を可能にしました。
特徴
- KAI-0160・KAI-0160Hは、ノズル上下とコアの揺動により自由な軌跡を描き巻線し、KAI-0260Yは、ノズル上下左右動作により自由な軌跡を描いて巻線を行います。いずれのタイプも、巻線プログラムの変更によりコア積厚・コア極数の異なる仕様への対応が可能です。
- 整列巻線を行うためにトラバース(ノズルの送り方法)の分割送りが可能です。また、巻線時に層数毎にノズル上下高さの変更ができるので、電線の緩みを押さえることができます。
- 巻線時間を短縮するため、1つのスロットに巻線する時のノズルの分割送り、及びノズル上下高さを変えても、連続で巻線することが可能です。
- 渡り線の縫い込み動作もサーボモーターにより行われるため、縫い込み電線位置の安定性の確保と時間の短縮が可能です。
- ノズル反転機構、フィニッシュ線の処理等のユニットにより、様々なコアに対応します。
- KAIシリーズはアウターローター巻線にも対応し、高い精度の整列巻線を実現します。